• ナワシロイチゴ(苗代苺)の花言葉「誘惑」「恩恵」意味や種類・色別での説明

ナワシロイチゴ(苗代苺)の花言葉「誘惑」「恩恵」意味や種類・色別での説明

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ナワシロイチゴ(苗代苺)の花言葉「誘惑」「恩恵」意味や種類・色別での説明

花は見ているだけで癒されて心が落ち着くため、プレゼントとしても最適です。花束などでプレゼントする時に、花言葉を添えて贈るなら相手はより感激するでしょう。何かお祝いなどで贈り物を届けたいなら花言葉を知っておいて損はないでしょう。

1月10日の誕生日の誕生花としても知られているナワシロイチゴ(苗代苺)という花をご存知でしょうか。道端などにも生えているので見た事のある方もいるのではないでしょうか。この花に、どのような花言葉や種類があるのか紹介します。

ナワシロイチゴ(苗代苺)の花言葉「誘惑」「恩恵」意味や種類・色別での説明の豆知識・情報ナワシロイチゴ(苗代苺)の花言葉「誘惑」「恩恵」意味や種類・色別での説明の豆知識・情報

ナワシロイチゴ(苗代苺)とは?

誘惑|恩恵|花言葉の一覧や言葉の意味・使い方と色々な種類|テンプレート

苗代苺はバラ科キイチゴ属に分類されている植物であり、サツキイチゴ、ワセイチゴという別名を持っています。草丈は10cmから30センチほどになっており、日本だけでなくて中国や朝鮮半島にも分布しており、日当たりの良い斜面や道端などに生えている花です。

ナワシロイチゴの茎は地面を這うようにして広がる特徴があり、茎や葉柄にはトゲがたくさんあるのが特徴的です。トゲがあるおかげで害虫などから身を守る事ができているようです。開花時期は5月~6月となっており、枝先や葉の脇に小さなピンク色の花を咲かせます。

花弁は5枚ほどになっていますが、開花しても咲かないため地味だと言えます。ガクの色はクリーム色となっており、開花時期になると大きく広がっていく特徴があります。果実を付けますが、大きさは1.5cmほどの球形となっており、1つ1つの粒は7mmほどとなっています。

6月頃になるとかわいらしい実が赤く熟すため、収穫して食べる事ができます。実の味については、すっぱくて甘みが少ないですが、ラズベリーのようなものと認識していただくといいでしょう。野イチゴとしても知られています。

ナワシロイチゴの花言葉とは?

苗代苺には「誘惑」と「恩恵」という2つの花言葉があります。どちらもニュアンスの違う言葉になりますが、相手に伝えたい気持ちによって使い分ける事ができるでしょう。それぞれの花言葉について具体的に解説しましょう。

「誘惑」という花言葉の由来

「誘惑」という花言葉の由来

ナワシロイチゴには「誘惑」という花言葉がありますが、由来があるようです。苗代苺の実は6月下旬頃に熟して食べる事ができ、道端で咲いている事もあるため簡単に手に入れる事ができます。赤く熟したその姿を道端で見かけたなら引き寄せられてしまう魅力があります。

そのため、苗代苺には「誘惑」という花言葉が付けられたのではないかと言われているようです。苗代苺の誘惑は、1度食べて味を癖になる酸味の強さを知っている人ほど、抵抗するのが難しい事でしょう。砂糖を食われてジャムにしても美味しく食べられます。

空腹を満たす「恩恵」

「恩恵」という花言葉も由来があるようです。ナワシロイチゴは道端に生えている野イチゴになるため、いつでも食べる事ができます。そのため、お腹が空いている時に苗代苺があるなら、直ぐに食べて空腹を満たす事ができるので「恩恵」という言葉が使用されたと言われており、感謝の意味も込められているように思えます。

メッセージカードを添えて贈ろう

メッセージカードを添えて贈ろう

ナワシロイチゴの花言葉には「誘惑」と「恩恵」の2つの意味が込められていますが、相手に贈り物とする場合はメッセージカードを準備しておくのがおすすめです。「恩恵」という意味で苗代苺を贈っても「誘惑」として勘違いされてしまうと、気まずい思いをする事になります。

花言葉としての意味をしっかり伝えたい時には、先にメッセージカードを添えておく事をおすすめします。簡単な一言があるだけでも、誤解を受けずに自分の気持ちを伝える事ができるため、準備して渡すのが良いでしょう。

ナワシロイチゴと似た種類

ナワシロイチゴと似た種類

苗代苺には同じような種類のものがいろいろあります。どのようなものがあるのか知っておく事で、いろいろな特徴を知る事ができるでしょう。似た種類としては以下のものがあるので確認してみましょう。

モミジイチゴ

モミジイチゴは熟すと果肉が黄色やオレンジ色になる特徴があります。オレンジ色という事なので見た目で直ぐに分かる事ができるでしょう。モミジという言葉が付けられているのは、ギザギザした葉っぱのような形をしており、秋から冬にかけて紅葉して色づくからです。

形にも特徴があり可愛い見た目となっています。味は酸味が少なく、とても甘くて美味しいので野イチゴの中でも上品な方と言えるでしょう。甘いものが好きな方や、酸味が強いものが苦手な方はこちらの方を好みます。

クマイチゴ

クマイチゴ

苗代苺やモミジイチゴと比較すると、ひと回りほど大きいのがクマイチゴです。茎の大きさも1~2mほどあり、樹形も大きいためたくさんの実を取る事が可能です。味わいは甘さよりも酸味の方が強く、少し苦味も感じるため苦手に感じる人もいるでしょう。大人の味です。

食感も種のつぶつぶを感じるため、人によって好みが分かれる事もあります。ただ、たくさん採取できるため他の種類よりも満足感はあるでしょう。こちらも日本各地や朝鮮・中国に分布しているので見つけやすいです。

バライチゴ

バライチゴ

バライチゴは花を咲かせる時に、白いバラのような花を咲かせます。花のサイズは大きいため見応えがあり、細長くして少しつぶれたようなへんぺいな形の実が特徴的です。花も綺麗ですが、イチゴとしての実も大きく、味は酸味よりもほんのりとした甘さを感じる事ができます。

ただ、ほんのりとした味わいなので、他の種類と比較すると物足りなさを感じる事もあるでしょう。茎の高さが小さいため、少し見つけにくさを感じ、トゲに刺さると傷が付く事もあるため注意する必要があるでしょう。

ヘビイチゴ

ヘビイチゴ

ヘビイチゴと聞くと、名前からして、少し毒々しさや怪しさを感じてしまう人もいるでしょう。ヘビイチゴという名前は、湿った草地や蛙道など、蛇のいそうなところに生えている事から付けられたと言われています。

実は焼酎に浸けて虫刺され薬として活用されている事もあるなど、少し変わった方法を取られる事もあるようです。ただ、イチゴとしての味は甘味も酸味もあまり感じないなど、味わいとしては物足りなさを感じる事もあります。ヘビイチゴもトゲがあるため、採取の際は注意してください。

ナワシロイチゴを育て方とは?

「苗代苺を育ててみたい」と思うなら、やり方を確認しておく事が大事です。ナワシロイチゴは花だけでなく実もなるため、鑑賞用、食用と2倍に楽しむ事ができます。育てる際は以下のポイントを確認してください。

日当たりの良い場所で管理

日当たりの良い場所で管理

苗代苺の環境は、日当たりの良い場所で管理する事が大事です。日陰の場所で栽培する事になると茎の成長や実の付き方が悪くなるため、できるだけ日光が当たる場所を選んで植えるようにしてください。地植えで行っている場合は水やりの必要がなく雨のみで十分です。鉢の場合はたっぷりと水をあげるようにしてください。

使用する土と肥料について

使用する土と肥料について

苗代苺の土は水はけの良いものを選択するのがおすすめです。市販品を使用する場合は山野草用土を使用するなら、栄養もたくさん取る事ができるのでしっかりと成長させていく事ができるでしょう。

肥料は芽の出る時期と花が咲いた後に、効果がゆっくりと出る固形のものを与えるのがおすすめです。有機肥料を与えればたくさんの実と花を咲かせる事ができるでしょう。ただ、肥料の与えすぎに注意するようにしてください。

食用としても楽しめる花

花として楽しめるだけでなく、実がなるので食用としても楽しむ事ができる苗代苺に魅力を感じられたでしょうか。花言葉は「誘惑」と「恩恵」という意味があるため、人に贈る場合はメッセージを添えておくのがおすすめです。日当たりの良い道端などに生育しているので散歩がてら探してみてはいかがでしょうか。

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