• 12月の誕生石の「タンザナイト」どんな石?魅力とは?「神秘」「冷静」「高貴」その宝石言葉とは?

12月の誕生石の「タンザナイト」どんな石?魅力とは?「神秘」「冷静」「高貴」その宝石言葉とは?

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12月の誕生石の「タンザナイト」どんな石?魅力とは?「神秘」「冷静」「高貴」その宝石言葉とは?

キリマンジャロの秘宝の名でも知られている宝石、「タンザナイト」。12月の誕生石としても知られているタンザナイトは、希少性が高く、その美しさで世界中の人々を魅了し続けています。魅力的な宝石言葉や産地、歴史について解説していきます。

12月の誕生石の「タンザナイト」どんな石?魅力とは?「神秘」「冷静」「高貴」その宝石言葉とは?の豆知識・情報12月の誕生石の「タンザナイト」どんな石?魅力とは?「神秘」「冷静」「高貴」その宝石言葉とは?の豆知識・情報

タンザナイトの宝石言葉

神秘|冷静|高貴|空想|知性|希望|問題の解決|12月|誕生石の言葉の意味一覧と月毎の石の色々な種類|テンプレート

様々な宝石言葉がある事で知られているタンザナイトですが、特に有名なのは、「神秘」や「冷静」、「高貴」といった言葉でしょう。その凛とした美しさからも知的かつ神秘的な印象を与える宝石として知られており、多くのパワーを持つと古くから考えられてきました。

他には「空想」・「知性」・「希望」といった宝石言葉や、「問題の解決」なども存在しているようです。神秘的なこの石を身に付ける事で頭がクリアになり、さらに知性も豊かに問題をスマートに解決できると信じられてきたのでしょう。

タンザナイトの基本的な情報

誕生石について知る上で重要な事は、そもそもその宝石がどのような鉱物であるかや、歴史、産地、希少価値など理解しておく事です。宝石言葉や持ち合わせているパワーだけではなく、基本的な情報も知っておきましょう。

正式名称は天然ゾイサイト

正式名称は天然ゾイサイト

この宝石は、鉱物ゾイサイトの一種として知られており、正式名称は天然ゾイサイトと呼ばれています。タンザナイトと名付けたのはTiffany & Company(ティファニー)の社長であり、タンザニアで見つかった事、さらに美しい青色がキリマンジャロの夕暮れから夜になる空の色に似ているといった意味もあったようです。

和名では灰簾石(かいれんせき)や黝簾石(ゆうれんせき)と呼ばれ、ゾイサイトの中でも独特のブルーに発色するものをタンザナイトと呼んでいると言われています。この青色にはバナジウムが関連していると言われており、他にはない美しく透明度の高いブルーを楽しむ事ができます。

ちなみに、同じ鉱物の中にはチューライトというピンク色が特徴的な石などがあります。これは、マンガンを含んでいるなど、成分の違いによるものですが、どれも独特な美しさを放つ個性溢れる宝石として人気です。

タンザナイトの産地について

タンザナイトの産地について

初めて発見されたのはキリマンジャロであり、アフリカのタンザニアが主な産出国として知られるようになりました。この宝石の大変希少性が高いのは、ここが今でも唯一の産地だという事が影響しているようです。

非常にユニークなエピソードでは、メレラニ鉱山で発見されたタンザナイトは、特別な発掘者ではなく、たまたま現地の住民が発見したと言われています。その奇跡的な発見に目をつけたのがあのティファニーであり、本格的な採掘作業の末に同社の社長によって、「タンザナイト」と命名されたといいます。

名前の由来は、まさしくタンザニアで発見された事が関係しており、ティファニーがこの名をつけて1968年に発売したといった歴史を持っています。この会社が関係しているとなると、さらに高価なイメージが大きくなりますよね。

ちなみに、本来であればタンザニアで発掘されたものだけがタンザナイトと呼ばれますが、他の産地でも同じ宝石が発掘されています。厳密には、タンザニア以外で発掘された石はブルーゾイサイトとなりますが、世界中で流通されている事もあり、基本的には同じ名で流通している現状があると言われています。

タンザナイトの歴史を深堀り

タンザナイトの歴史を深堀り

ここからは、歴史をもう少し深堀りしていってみましょう。まず、発見されたのは1967年だと言われています。古代ギリシャ時代などから知られる宝石が多い中で、タンザナイトはかなり新しい宝石である事がわかるでしょう。

東アフリカの国タンザニアのアルーシャ地域に位置しているキリマンジャロの山麓にある、メレラニ鉱山で発見され、ここでは古くから鉱山の発掘作業が盛んな場所として知られていました。当時、マサイ部族がこの鉱石が地上に出ている事を発見した事がきっかけで、タンザナイトが発見されました。

一方、この時期にルビーの原石を探し求めていた宝石探鉱者のマニュエル・ド・スーザーがこの地にいたと言われています。たまたま、同時期にこの人物と居合わせた事で、マサイ族が自分達の発見した石について報告したのですが、当初はサファイアの鉱床を発見したといった形で発掘をスタートさせたと言われています。

その発掘をし続けた結果、サファイアではない青色の鉱石があちこちに出てくる事がわかり、それを化学分析したところブルーゾイサイトであった事が発覚しました。結果、それに目をつけたティファニーが売り出したといった流れになります。

1968年の発売から人気が急騰

1968年の発売から人気が急騰

サファイアのように美しいブルーカラーを、タンザニアの夕暮れから夜に変わっていく空の色と表現して名付けられたタンザナイトは、1968年に発売された時から今にかけて、その人気は落ちる事はありません。人々から愛され続けているとても魅力的な宝石です。

12月の誕生石としてタンザナイトを購入しようと考えている方は、より良い宝石を手に入れるためにも、実際に目にする前に、その価値の見極め方についても知っておいた方がいいでしょう。

タンザナイトの価値について

タンザナイトの価値について

この宝石を購入する際、できるだけ価値の高いものを手に入れたいと思う方も多いでしょう。基本的に、他の宝石と同様に透明度やカラット数、多色性などによって価値が変化していきます。特にタンザナイトの場合は、青色がとても濃い事、さらに透明度が高いものが上質として認識される事になっています。

特徴としてはカラット数に左右されないといった部分があります。タンザナイトは、カラット数が高いからといって価格が上昇する事はないため、できるだけ美しい物を選ぶ事がポイントになってくるのではないでしょうか。

モース硬度6-7でダイヤモンドやサファイアなどの宝石と違い、低い事から繊細な鉱物であり衝撃を与えると破損してしまうなどの弱点があり、お手入れや管理には十分に注意しなければならない宝石の一つとも言われているようです。

奇跡的な美しさを放つ石

奇跡的な美しさを放つ石

実際に見た事のない方でも、Googleなどの画像検索でタンザナイトを調べると、その美しいブルーカラーに心をときめかせてしまう事は間違いないでしょう。奇跡的な美しさを放つ宝石です。やはり写真で見てしまうと、本物を見たくなってしまいますよね。

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