チューリップの花言葉「博愛」「思いやり」「理想の恋人」意味や種類・色別での説明
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チューリップの花言葉「博愛」「思いやり」「理想の恋人」意味や種類・色別での説明の豆知識・情報
花言葉の魅力を知る
世界にはたくさんの花が存在しており、その一つ一つにさまざまな花言葉があります。中には怖いイメージのあるものもありますが、見方を変えるだけで良い意味として捉える事も可能です。非常に多くの花言葉があるので、その時の自分にとって、相手にとって、一番似合う言葉を見つける事も可能です。
花言葉は、当然チューリップにも存在しています。道端や庭先、国立公園など、多くの場所で春になるとかわいらしいその姿で、景色や人々の心を彩ってくれます。見つけると、春の季節を感じられるといったこの花自体は多くの方に知られていますが、どのような言葉があるのでしょうか。
チューリップの花言葉
皆さんはこの花を見てどのようなイメージを持つでしょうか。庭に咲いているところを見たり街路樹にあったり、花畑などにも咲き誇っている姿を見る事があるでしょう。それだけ、美しく、また華やかな印象を持つ花である一方、どこか懐かしさや慈愛の心を感じる部分もあるかもしれません。
実際に、この花が持っているのはそういったイメージから取られた言葉が多く存在しているため、どこか心がほっとするような温かい気持ちになります。いくつかある中でも、特に多くの方に知られている有名な言葉は「博愛」ではないでしょうか。
この「博愛」が付けられた由来には、一人の女性とその女性を愛した三人の騎士たちのエピソードがあります。騎士たちは女性にアプローチを続けていたのですが、女性は全ての騎士に好意と尊敬を持っており、選ばれなかった側の悲しみを思ったりもした結果、誰も選ぶ事ができなかったそうです。
心の優しい女性はその迷いを女神に告げ、自分をチューリップの姿に変えてもらい、その花を三人の騎士たちが大切に育てたそうです。この女性がもっていた誰も傷つけずに皆が幸せになるといった思いから、「博愛」という言葉が付けられたとされています。
「思いやり」「理想の恋人」
チューリップの花言葉の一つに「思いやり」がありますが、これも「博愛」という言葉が付けられたエピソードから、三人の騎士に愛された女性の、優しい気持ちや人に対する思いから付けられたと言われています。とても素敵なエピソードではないでしょうか。
ちなみに、チューリップといえば「オランダ」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はこの花の原産国はトルコです。この花は古くから西洋で愛され続けており、西洋に古い歴史を持っている事で知られています。そんな西洋では「理想の恋人(perfect lover)」といった言葉を持っているようです。
西洋ではこの花を王冠のように扱っている文化が存在していたり、愛を伝える上で欠かせないアイテムとして認識されていたと言われています。今もなおこの花を女性に捧げて愛の告白をする文化が残っているなど、恋人同士を燃え上がらせてくれる、そんな花の一つといっても過言ではありません。
カラーによって意味が変わってくる
この花はカラーバリエーションが豊富で、それによってもいろいろと意味が変わってくる事で知られているのです。今までお伝えした内容はベターな部分ですが、他にも数多くの言葉がそのカラーによって違ってくる面白さがあります。
チューリップにはレッドカラーやイエロー、パープル、オレンジ、ホワイトなどいろいろなものが存在しています。どれも愛などを語る上で重要な言葉が存在しており、美しさが際立ちますが、花言葉には少しポジティブとは違った意味を持つものがあり、この花にもそれに値するものもあります。
この花のブラックカラーについては、「私を忘れてください」という言葉を持っており、一般的にはネガティブなものとして捉えられているので、人に贈るには適していないとされています。ですが「お互いに新しい一歩を踏み出そう」といった意味だと見方を少し変えてみると、前向きに捉えられるのではないでしょうか。
本数にも意味がある
愛に溢れたこのチューリップ。愛する人たちに贈りたいと考えている方は数多く存在しているはずです。この花は本数によってもその意味合いが変わってくる事で知られています。ここでは、本数におけるこの花の特徴についてお伝えしていきましょう。
良い本数と悪い本数
人から花束を贈られると、大抵の人は嬉しいと感じるのではないでしょうか。しかし、その本数にも意味があるとなれば、良い本数ではなかった場合、花に詳しい方であればそれに気づき、気分を害してしまう事もあるでしょう。ギフト用として贈る時は注意したいポイントになります。
まず、この良い意味としては1本や3本が、愛しているとか運命などを意味していると言われています。さらに、108本はプロポーズに使う内容の本数と考えられているなど、誰かに愛する気持ちを伝える上ではおすすめしたい数になり、良い本数と言えます。
注意したいのが、16本、17本といった数字です。この本数の場合は、不安であったり、絶望といった意味を持っている言葉を持っている為、西洋では必ず避けるように言われています。後々調べて発覚してしまう場合もあるので、ギフト用として贈る時はこの本数は避けた方がいいでしょう。
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